映画「ファイナルレベル エスケイプフロムランカラ」ネタバレあらすじ結末と感想

ファイナル・レベル エスケイプ・フロム・ランカラの紹介:2019年アメリカ映画。10年前、ゲームセンターにあった『ランカラ』というゲーム機に飲みこまれた兄のジェイク。10年後、ゲームセンターを始めた妹のサラたちが、偶然搬入された『ランカラ』を見つけ、ジェイクを助けるためにゲーム機に入り込むという内容のアドベンチャー映画です。『ジュマンジ』のような内容?と思われますが、こちらは低予算のマイナー作品です。
監督:キャニオン・プリンス 出演者:ジェシカ・チャンセラー(サラ)、エミリー・スウィート(クリスシー)、ティアナ・タトル(レイ)、ブランドン・ルート(ジェイク)ほか

映画「ファイナルレベル エスケイプフロムランカラ」解説

この解説記事には映画「ファイナルレベル エスケイプフロムランカラ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

ゲームセンターから出てこない兄のジェイクを呼んでくるように言われたサラは、ゲーム大好きのジェイクに「もう一戦やっていいよ」と言います。再度ジェイクが挑戦するもハイスコアは出せず、店を出ようとした時、新しいゲーム機『ランカラ』を見つけます。

するとランカラのモニターにはジェイクを挑発する文字が流れます。ジェイクは最後にもう一度と、コインを入れてスタートボタンを押すと、ゲーム機に吸い込まれるように消えたのでした。

それから10年後、サラは友人のレイ、クリスシーの3人で、レトロゲームセンターの開店準備をしています。兄ジェイクの行方不明事件もあって、兄の好きだった当時のゲーム機を揃えていました。そこへ最後の一台が運ばれてきます。そのゲーム機は『ランカラ』でした。

ゲームをセットし、電源を入れるとモニターに当時のジェイクの顔と名前が表示され、『あと3人のエントリー待ち』となっています。「10年前、ジェイクがエントリーしていたとしても、電源を切っていたのでおかしい」と言うサラでしたが、「ジェイクが待っているかもしれない、やってみよう」とレイが言います。

クリスシーは「やらない」と言いますが、サラが「ゲームの中にジェイクがいて、私たちが行けば助けられるかもしれない」と説得します。レイが構わずエントリーボタンを押します。するとレイはその場から消えてしまいました。残されたサラとクリスシーも酒を飲んで、勢いでボタンを押します。

目覚めると3人はビーチにいました。すると空からサメが飛んできます。男が走って来て、「レベルをクリアして経験値を積むと、武器やパワーが備わる。島の反対側に軍営があってそこにラスボスがいる、ラスボスを倒せばここを出られる」と言って去って行きました。

海からレベル1のボスであるサメのトルネードが向かってきます。手足攻撃でサメを倒しながら、クリスシーのバッグにあった光る玉を、円盤投げの要領でトルネードめがけて投げつけると、サメのトルネードは爆発し、レベル1をクリアします。

レベル2はジャングルです。若い男が「キングのものを盗んだ罰だ」と兵士たちに処刑されようとしています。そこへサラたちが鉢合わせになり、襲われながらも逃げます。川を渡る途中でレイがサメに食われますが、すぐに生き返ります。レイは「ライフが3つあるから生き返った、あと2つよ」と言います。そのころ、サラはレベル2のボスの男と闘って倒しました。

合流した3人はレベル3へと向かいます。場所は砂漠の山岳地帯でした。ボスはすぐ現れますが、またしてもレイが殺されます。残ったサラとクリスシーは2人攻撃でボスを倒します。少しするとレイが生き返り「ライフは残り一つになった」と言います。

レベル4は暗い森です。黒装束の老婆が出てきて「もう時間が無い、下へ降りろ」と言います。言葉に従い下に降りていると、黒装束の3人組のボスが出てきます。ここはサラ、レイ、クリスシーの3人が力を合わせて総攻撃をし、ボスを倒して下へと向かいます。

ファイナルレベルは軍営でした。ジェイクを見つけたサラは話しかけますが、ジェイクはキングの手下になっていて、3人はキングの元へ連れていかれます。キングは「ラスボスを倒し、外へ戻らずここでキングとして支配している。向かってくる挑戦者の記憶を消して手下にしている。手下になれば、ここで生き続けられる」と言って、3人を檻の中に入れます。

檻の中には女チャレンジャーがいて「私はキングと闘って負けてここにずっと入れられている」と言います。話を聞いた3人はキングと闘う決心をし、勝負を挑みます。ジェイクも戦うと言い出し、ジェイクが攻撃を仕掛けます。

一人で闘いを挑むジェイクが有利に進め、キングを倒しますが出口のゲートが出てきません。サラたちが「ラスボスを倒したのに出れない」と言っていると、キングまで「ゲートはどこだ」と言いはじめます。

そこで今度はジェイクとサラたち4人でキングに攻撃を仕掛けます。今度はキングは強く、倒れません。そこへ女チャレンジャーがやってきます。5人で波状攻撃を仕掛けると、キングは倒れ、出口のゲートが現れます。レイとクリスシーは颯爽とゲートに飛び込みます。

サラはジェイクを呼びます。「すぐ行く」と言うジェイクですが何かためらっています。サラもゲートに入り、3人はゲームセンターに戻ります。ジェイクは女チャレンジャーに「戻ろう」と言いますが、女チャレンジャーは「ここにはラスボスが必要だ、私がキングに変わってラスボスになるから、ここに残る」と言います。

ゲームセンターではサラたちがジェイクを探しています。すると別のコーナーに、ゲーム機に入ってしまった時のままの少年ジェイクとキングがいました。キングは「殺そうとしてごめんなさい」と謝ります。

サラはジェイクに「ゲームはいつでもタダよ」と言いながら『ランカラ』を見ます。トップスコアはジェイクになっています。そして『ランカラ』の電源を落として故障中の貼り紙をしますが、『ランカラ』は動き始めていました。

以上、映画「ファイナル・レベル エスケイプ・フロム・ランカラ」のあらすじと結末でした。

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