バイオハザード：デスアイランドの紹介：2023年日本映画。ゲームで爆発的人気を博したバイオハザードシリーズのアニメーション映画第5作目にあたります。ゲームのストーリーを元にストーリー展開され、バイオハザードシリーズの歴代主人公が集結し、大活躍するというファン胸熱の展開となっています。
監督：羽住英一郎 声優：ニコール・トンプキンズ（ジル）、マシュー・マーサー（レオン）、ケビン・ドーマン（クリス）、ステファニー・パニセロ（クレア）、エリン・カーヒル（レベッカ）、ダマン・ミルズ（ディラン）、クリスティーナ・ヴァレンズエラ（マリア）、フランク・トダーロ（テイラー）、ほか
映画「バイオハザード：デスアイランド」解説
この解説記事には映画「バイオハザード：デスアイランド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
機密情報を握っていたアントニオ・テイラー博士が武装集団に拉致されてしまったことから、合州国直属のエージェントであるレオンは、テイラー博士を攫った車を追っていましたが、突如現れた女性に邪魔されて、あと一歩の所で車を取り逃がしてしまいます。
バイオテロ対策組織「BSAA」のメンバーであるクリス、ジル、レベッカは感染経路不明のゾンビによる事件を追っていました。「セラレイブ」に勤めるクレアの手助けもあり、感染者が全てアルカトラズ島を訪れていたことが判明します。クリス、ジル、クレアはアルカトラズ島へ向かいます。
上陸してすぐに観光者の一人がゾンビ化してしまいます。生存者を守りながら応戦するクリスたちでしたが、次々と感染者になっていくゾンビたちに苦戦を強いられます。そんな中、足元が崩れ落ちたジルがはぐれてしまいます。
通信手段も遮断されていて連絡もとれない状況の中、クリスとクレアは何かに怯える男と出会い、行動を共にすることにしました。一方、はぐれたジルは下水道の中でテイラーを追いアルカトラズにやってきたレオンと出会います。
下水道を進むジルとレオンの前に、未だかつて見たことのない生物が襲いかかります。二人はどうにかそれらを撃退しますが、この島に何らかの秘密があるものと悟り、見つけた地下道の通路の奥へと進んでいきます。
クリスとクレアの前にもゾンビが現れ、撃退していきますが、二人が何らかの攻撃を受けたかのような痛みを感じました。
その後、途端に体調が悪くなり何らかのウイルス攻撃を受けたと察知した先程の謎の男は、不利を感じ逃げ出そうとします。しかし、彼の前にマリアが立ちはだかりました。
地下道の奥へと進んできたレオンとジルの前に、何らかの生物の培養施設が現れます。この施設に島に関する秘密が隠されていると感じ、施設を探ろうとすると、二人の前に突然謎の男が現れます。彼の名はディラン・ブレイク。過去にウイルス被害に遭い、味方を自らの手で殺さなければならなくなって以来、世間を憎み、復讐を誓っていた男でした。
彼はモスキートバイオドローンを使い、指定した相手をウイルス感染させることが出来ました。先程のクリスとクレア、レオンまでウイルスに感染させられていたのです。
ウイルスに感染させられたクレアと同じ檻にいたのがテイラー博士でした。ディランは敢えてジルだけ感染させず、テイラー博士を救うために味方を殺さなければいけない状況を作りました。
しかし、ジルはなかなか決断できず、痺れを切らしたディランはテイラー博士を撃ちます。傷ついたテイラー博士をクレアは自分の身も顧みず介抱しました。そんなクレアの姿に心を打たれたテイラー博士は、クレアにディランを倒すためのパスワードを託し、死んでしまいました。
その頃、レベッカは僅かなワクチンを持って島に上陸していました。レベッカはウイルスの影響で死にかけていたレオンたちと合流、ワクチンを投与して命を救います。そして、回復したレオンたちとディランを追いました。
ディランに追いついた頃、ディランはすでにモスキートバイオドローンを撒ききった後でした。ディランはジルの目の前で自らに投薬、その影響でサメと融合したディランは怪物へと変貌します。
やがて合流したクリスたちにディランを任せ、クレアとレベッカはテイラー博士から受け取ったパスワードを活かすため、ディランのコンピュータの元へと急ぎます。
パスワードのおかげでディランのモスキートバイオドローンを世界中に撒き散らすという企みを阻止、さらにモスキートバイオドローンを操りディランに攻撃することに成功します。ドローンの攻撃で少しずつ弱っていくディランにとどめを刺すため、ジルは命懸けでディランをある場所へと誘導します。
水門まで誘い込んだジルは、ディランの上に水門を叩き込む事に成功し、ディランを倒すことが出来ました。
事件は解決し、朝日が昇ります。5人を迎えにやってきたヘリコプターが飛んできました。
以上、映画「バイオハザード：デスアイランド」のあらすじと結末でした。