映画「蟲師」ネタバレあらすじ結末と感想

蟲師(むしし)の紹介:2006年日本映画。漆原友紀による人気コミック『蟲師』がオダギリジョーを主演に迎え実写化。蟲と呼ばれる人の目には見えない存在と、その蟲を研究する蟲師が織りなす美しくも恐ろしい世界観を見事に描き出している。
監督:大友克洋 出演:オダギリジョー(ギンコ)、江角マキコ(ぬい)、大森南朋(虹郎)、蒼井優(淡幽)、りりィ(庄屋夫人)、李麗仙(たま)、クノ真季子(真火の母)、守山玲愛(真火)、稲田英幸(ヨキ)、ほか

映画「蟲師」解説

この解説記事には映画「蟲師」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

とある日、母親と旅をしていた少年ヨキが土砂崩れに巻き込まれます。そんな彼を助けたのは、ぬいという女性蟲師。蟲師とは、一般の人には見えない『蟲』と呼ばれる存在を研究する人々のことです。場面は変わり、蟲師であるギンコは一軒の屋敷に辿り着きます。そこでは次々と人々が耳を病んでいました。そして、それは阿吽の”阿”と”吽”という蟲の仕業でした。ギンコは特別な薬を調剤し、彼らの元なっている角を破壊することで、村人を助け出します。

ぬいは、夜や明け方の湖には決して近づかないように、とヨキに釘を刺します。湖の中にはトコヤミとギンコという蟲がおり、近づくと彼らに取り込まれてしまうというのです。一方、季節は巡りギンコは暑い夏の日旅を続けていました。そこで、ギンコは虹郎という虹を捕まえようと旅を続ける男性と出会います。実は、虹郎が追い続けるそれもまた蟲で、虹蛇と呼ばれるものでした。そして、ギンコは淡幽に呼び出され、虹郎と共に彼女の屋敷へ向かうこととなりす。

一方、既にトコヤミとギンコに触れすぎてしまったぬいは、彼らに取り込まれつつありました。ぬいはなんとかヨキを逃がそうと、ヨキの片目を奪います。必死で逃げるヨキ。しかし、その頃にはヨキは蟲の影響で記憶を失い、自らの名前がギンコであると思うようになるのでした。そして、ギンコと虹郎は淡幽の屋敷へと辿り着きます。淡幽は、トコヤミとギンコに関する記録を記している際、突如体調が悪化したといいます。そして、淡幽が保管している書物の中から、トコヤミが突如暴れ出しました。

ギンコはなんとかトコヤミを封じますが、その際ダメージを負ってしまいます。傷つきながらも、ギンコは旅を続けます。そして、その最中、ギンコはなんとぬいと再会したのです。ぬいを見たギンコはとうとう記憶を取り戻しますが、ぬいはトコヤミに身体を蝕まれていました。そして、ギンコはぬいを助けるべく、とある場所へ彼女を連れて行きます。そして、ギンコはぬいをトコヤミから解き放ち、その場を去るのでした。

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