映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」ネタバレあらすじ結末と感想

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3の紹介:2023年アメリカ映画。サノスとの闘いで最愛の恋人ガモーラを失ったショックから立ち直れないピーターが率いるガーディアンズは、本拠地ノーウェアで暮らしていた。ある夜、全身が金色の謎の男に奇襲され、応戦するもロケットが重傷を負い、命を失う危機に陥ってしまう。その上、ロケットの身体にはキルスイッチが埋め込まれていたため治療をすることができない。大切な仲間の命を救う鍵は、彼の過去に隠されていた。
監督:ジェームズ・ガン 出演:クリス・プラット (スター・ロード/ピーター・クイル)、ブラッドリー・クーパー (ロケット)、ヴィン・ディーゼル (グルート)、ゾーイ・サルダナ (ガモーラ)、カレン・ギラン (ネビュラ)、デイヴ・バウティスタ (ドラックス)、ポム・クレメンティエフ (マンティス)、ショーン・ガン(クラグリン)、チャック・イウジ(ハイ・エボリューショナリー)、ウィル・ポールター(アダム・ウォー)、マリア・バカローヴァ(コスモ)、ダニエラ・メルシオール(ウラ)、シルヴェスター・スタローン(スタカール・オゴード)ほか

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」解説

この解説記事には映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

ガーディアンズの本部があるノーウェア。

サノスとの戦いで最愛の恋人ガモーラを失ったピーターは酒浸りの毎日を送っていました。そんな中、全身金色の謎の男が突撃してきました。男の正体はソヴリン人の女王アイーシャが作り出したアダム・ウオーロックです。彼はガーディアンズと激しい戦いを繰り広げながら暴れまわった末、ネビュラによって撤退していきましたが、ロケットが重傷を負ってしまいます。

すぐさまピーターとマンティスはロケットの手当をしますが、彼の身体には情報流出を防ぐためにキルスイッチが組み込まれていることが判明し、下手に治療をすることができませんでした。

瀕死に陥ったロケットを助けるための手がかりとなるのは、ロケットを生み出した組織<オルゴ・コープ社>です。ピーター率いるガーディアンズは早速オルゴ・コープへ向かいました。

その頃オルゴ・コープでは、自らを“創造神”を呼ばせているハイ・エボリューショナリーがアダム・ウオーロックの任務失敗についてアイーシャを責め立てていました。

オルゴ・コープに到着するガーディアンズに、ラヴェンジャーズが合流しました。ネビュラが潜入のバックアップを依頼していたのです。そしてラヴェンジャーズにはなんとガモーラの姿がありました。ストーンのためにサノスに生贄として差し出されたガモーラは過去から現在に送り込まれたのでした。

作戦は成功し、ロケットのデータを持ち出すことに成功しましたが、先読みしていたハイ・エボリューショナリーによってキルスイッチのコードは消されていました。

瀕死状態のロケットに過去の記憶が蘇ります。

まだロケットとして生まれる前の研究用アライグマ“89-P13”は、同じ檻に入れられていたカワウソ、うさぎ、セイウチと出会いました。彼らはハイ・エボリューショナリーが夢見る“完璧な世界”のための実験台となり、中でも89-P13はハイ・エボリューショナリーも驚くほどの知能と精神を身につけ、実験を成功に導いてきました。

絆を深めた4匹はそれぞれ新しい名前で呼び合い、いつかロケットを操縦してみんなと空を飛びたいと願った89-P13は自らを「ロケット」と名乗ったのでした。

しかし、実験が成功すると自分たちは処分される運命にあることを知ったロケットは、拾い集めた部品で鍵を解除するカードキーを作りみんなを逃そうとしましたが、ハイ・エボリューショナリーによって全員が殺されてしまいました。唯一生き残ったロケットは涙ながらに脱出しました。

ロケットの過去を知ったピーターはキルスイッチを無効にするパスコードがハイ・エボリューショナリーの部下の頭脳にあることを突き止め、彼らが待ち構える地球そっくりな惑星カウンター・アースへと向かいました。

完璧な世界を創造するためにあと一歩のところで上手くいかないハイ・エボリューショナリーはロケットの力を必要としており、ピーターへ引き渡しを要求してきました。隙を狙って攻撃をしかけたピーターとグルートでしたが、ハイ・エボリューショナリーの圧倒的力により激戦となります。

ハイ・エボリューショナリーは本部を離陸させるとカウンター・アースの地表に仕掛けた爆弾を起動させ、惑星自体の破壊を開始させました。
完璧な世界のために、惑星全土を破滅させ「失敗作を破壊するだけだ」とハイ・エボリューショナリーは言い放ちました。

逃げ場を失ったピーターとグルートはパスコードを握るハイ・エボリューショナリーの部下と共に離陸した船から飛び降りました。グルートによって無事着陸したピーターはパスコードを手に入れると、迎えに来たガモーラが操縦する船へと乗り込みました。

しかし、パスコードの到着は間に合わずロケットは心肺停止に陥ってしまいます。ピーターが泣き叫ぶ中、ロケットは死の瀬戸際でハイ・エボリューショナリーに殺された仲間たちと出会いました。仲間たちから、まだやることがあると現世に還されたロケットは目を覚ましました。

一方、ピーターを助けるためにハイ・エボリューショナリーのもとにやってきたネビュラ、マンティス、ドラックスは、彼の船内で完全体な人造人間を創造するために囚われていた大勢の子供たちを見つけます。

すれ違いで船を降りたピーターは復活したロケットとグルート、そしてガモーラを伴って再びハイ・エボリューショナリーのもとへ向かいました。

連絡を受けたクラグリンもノーウェアごと駆け付けハイ・エボリューショナリーを攻撃します。壮大な戦いの中、カウンター・アースの崩壊の犠牲となり母アイーシャを失ったアダム・ウオーロックも現れましたが、戦いに巻き込まれて大けがを負ってしまいます。グルートやドラックスはそんなアダムを助けました。

ガーディアンズはそれぞれの力を最大限発揮して敵を倒すと、崩壊していくハイ・エボリューショナリーの船にノーウェアを寄せて、次々に子供たちを非難させていきます。しかしピーターはそこにロケットがいないことに気が付きます。

ロケットは船の奥で実験用として囚われていたアライグマの子供たちを見つけ、自らが脱出した時に使ったカードキーを使って檻を開け、アライグマたちとその他の実験用動物たちを次々と逃がしていました。

しかし、そこにハイ・エボリューショナリーが現れます。重力を自在に操りロケットを追い詰めますが、ロケットは逆に重力発生ブーツによって立て直し攻撃をしかけます。ピーターたちも加勢して、ハイ・エボリューショナリーは地面に倒れました。

ほっとしたピーターでしたが、ふとした瞬間に音楽プレーヤーを落としてしまい、拾うために船を飛び出したことで瀕死に陥ってしまいます。グルートの手も届かない場所まで落ちるピーターを救ったのは、自らも助けられたことで改心したアダムでした。

平和が戻り、ピーターは今のガモーラを受け入れました。そして、長く帰っていなかった地球へ戻るためガーディアンズを辞めることを仲間たちへ告げました。

ガーディアンズの解散を悲しむロケットでしたが、クイルによって次のリーダーに指名されました。

地球に戻ってきたピーターは、8歳の時から」1度も会っていない祖父と再会し、失った時間を埋めるように共に過ごしました。

アダムと新たな少女“ファイラ”が加わった新しいガーディアンズは、今日もまたどこかの惑星を守るために戦っているのでした。

以上、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」のあらすじと結末でした。

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