映画「アーサーとふたつの世界の決戦」ネタバレあらすじ結末と感想

アーサーとふたつの世界の決戦の紹介:2010年フランス映画。リュック・ベッソン監督・原作による三部作最終章。長きに渡りミニモイとアーサーの前に立ちはだかっていた魔王マルタザールとの最後の戦いが始まる。アーサーは、人間界とミニモイの世界を守ることができるのか。
監督:リュック・ベッソン 出演:フレディ・ハイモア(アーサー)、セレーナ・ゴメス(セレニア)、ダグ・ランド(ベタミッシュ)、ルー・リード(マルタザール)、ほか

映画「アーサーとふたつの世界の決戦」解説

この解説記事には映画「アーサーとふたつの世界の決戦」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

前作で突如としてアーサーたちの前に再び姿を現した魔王マルタザール。彼には、密かな野望がありました。それは、現在はミニモイ同様小さな身体をしているマルタザールでしたが、人間と同様の大きさとなり、世界を支配するというものでした。そして、マルタザールは見事人間の大きさを手に入れました。しかし、マルタザールの顔は人間界では目立ちすぎます。そこで、彼は整形手術を行い人間に紛れようとするのでした。しかしやはり体格や服装などでどうしてもマルタザールは人間から浮いてしまいまず、本人はそれに気がついていません。

一方、アーサーは何とか元の大きさに戻りマルタザールを止めようと考えていました。しかし、マルタザールはそれを阻止しようとします。マルタザールは手に入れた新しい顔でアーサーの家に忍び込むと、元に戻るための薬を何と大胆にも盗み出してしまうのでした。しかし、アーサーにはもう一つ元の姿に戻る手立てがありました。それは、女王蜂が持つ魔法の蜜の力を使うことです。アーサーは魔法の蜜を手に入れて、なんとか元の姿に戻ることに成功しました。

アーサーはマルタザールを止めるため走り出します。一方、マルタザールは本格的に人間界の支配を始めようとしていました。巨大化したマルタザールは、人間とは比べ物にならないほどの怪力を備えており、人間界で暴れ始めます。しかし、アーサーはセレニアやベタミッシュ、そしてマルタザールの息子でかつては敵であったダルコス達ミニモイ、そして同じくミニモイの存在を知る祖父などの力も借り、何とかマルタザールと渡り合います。

途中、マルタザールが実の息子であるダルコスを裏切るなど卑劣な行動を見せ、アーサーはそれに怒ります。そして、とうとうマルタザールを倒すことに成功するのでした。アーサーたちの活躍によって、ミニモイ界と人間界は守られました。最終的にアーサーは、疎遠だった自分の父親とも和解します。そして、セレニアとの距離も更に縮めるのでした。

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