映画「リベンジ・ガン」ネタバレあらすじ結末と感想

リベンジ・ガンの紹介:2014年アメリカ映画。カジノ強盗をして刑務所に入っていた4人が、10年後1000万ドルを持ったまま居なくなった仲間を探して砂漠の町に着きました。銃弾を受けた仲間は記憶を無くして保安官として生活していました。4人から追い込まれ、仲間を殺され家族にまでその手が及んだことから、男は再び銃を持って立ち向かうという内容の、現代風西部劇と言ってもいいガンアクション映画です。
監督:キース・パーマー 出演者:ジャン=クロード・ヴァン・ダム(スティルマン)、レニー・ジェームズ(ビショップ)、アルフレッド・モリナ(ドック)、ブラッド・カーター(マケイン)、カタリーナ・サンディノ・モレノ(カルメン)、ジョシュ・ヘンダーソン(ボイド)、トレイシー・ウォルター(ジョンソン)、グラント・バウラー(コール)ほか

映画「リベンジ・ガン」解説

この解説記事には映画「リベンジ・ガン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

猛暑の続く砂漠の道路をスティルマン、マケイン、ボイドの3人が車で走っています。彼らは強盗団で、9年数カ月の懲役を終えた者や、脱獄した者たちでした。3人の目的は、護送車で運ばれる仲間のコールの脱獄でした。

やがて護送車が教会に着き、牧師が囚人たちに言葉を述べていると、スティルマン達は武器で攻撃し始めます。3人はコールのみ脱獄させ、残る囚人たちは皆殺しにしました。

今から10年前、カジノの金庫を彼らは5人で襲いました。人面マスクをかぶり1000万ドルを奪い、ビルの屋上からワイヤーで脱出しようとした時、パイクが警備員から銃弾を受けました。動けないパイクを置いて逃げ出した4人は全員逮捕されましたが、パイクは行方不明でした。

4人はパイクと、パイクが隠し持ってるであろう1000万ドルを探すためにやってきたのです。そして4人はベイカーという町にパイクがいるという情報を掴み向かいます。途中で検問にあうと、4人は警官たちを射殺し突破します。

ベイカーの町では保安官のビショップが、医師のドックと話しています。ドッグは頭蓋骨で止まった銃弾のレントゲンを見せ、「ここに来たときは記憶がなかったが、あと数ミリ動いていたら死んでいた」と話しています。このビショップこそパイクで、現在は保安官をしています。ビショップはカルメンとカルメンの娘のロンドンと一緒に住んでいます。

コールらがベイカーに到着すると、早速『ドライマウス』というバーに入ります。中にはよそ者の不良グループがいて、ボイドやマケインとケンカになります。店はビショップを呼びます。ビショップは新任のロニーを呼びバーに着きました。

やってきたビショップを見たコール達でしたが、ビショップは噂通り記憶をなくしているようでした。バーでは話をせず、翌朝ボイドが携帯の電波基地を壊すと、コールがビショップに会いに行きます。

ビショップはコールの事を覚えているようでした。ビショップは緊急で呼び出されると、コールは一緒にいたカルメンに近づきます。二人は元々夫婦だったのです。

10年前のあの日、撃たれて置き去りにされたビショップ(パイク)を見つけたのがドックでした。そしてドックがビショップの手術をして助けたのです。ドックは当時のカジノ強盗の記事をビショップに見せます。ビショップは「金を隠した記憶はない」と言います。その時、ドックが撃たれて死んでしまいます。

この日もバーにいた4人。ボイドが店の女の子にちょっかいを出し始めます。通報を受けたロニーがやって来ました。するとコールが「ビショップはおれ達の仲間で悪党だ」と教えます。「そんなはずはない」とロニーが向かっていくとボイドはロニーを射殺します。ロニーが殺された事を知り、怒ったビショップは教会でボイドを撃ち殺します。

そのころマケインはロンドンをレイプしようとしていました。止めに入ったスティルマンをマケインが殺します。教会の前でビショップがよそ者たちに暴行を受けていました。集まった住民たちの前にコールが現れます。

コールは「ビショップは本名はパイクで、おれ達強盗団の仲間だ。1000万ドルを何処かに隠している。明日までに1000万ドルを見つけ出さないと全員殺す」と脅します。想像していたより動揺しない住民たちを見て、コールとマケインは、カルメンとロンドンをバーに軟禁します。バーにはよそ者たちがいましたが、ビショップが入って来ると出て行きました。

ビショップを見たマケインがロンドンに銃を突きつけ「殺す」と言います。ビショップが拳銃を抜こうとした時、銃声がしてマイケルが射殺されます。殺したのはコールでした。自分の娘であるロンドンを守ったのです。

そしてコールとビショップは外に出て早撃ちで勝負となります。二人同時に銃を抜き打ち合いますが、コールの銃弾はビショップの保安官バッジで止まり、ビショップの銃弾はコールを捕えていました。コールは倒れ死にました。

カルメンが「皆があなたの事を知った、早く逃げて!」と言います。そこへトラックに乗った老人のジョンソンがやって来て、3人の死体が乗せてある荷台に、コールの死体をニコニコしながら乗せます。犯罪者の牧師もやってきて「オレはここに居続ける」と言います。この町はビショップのような更生した犯罪者の住む町でした。

以上、映画「リベンジ・ガン」のあらすじと結末でした。

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