映画「パニック・エレベーター」ネタバレあらすじ結末と感想

パニック・エレベーターの紹介:2007年イギリス,スペイン映画。改装中のアパートのエレベーターに閉じ込められた3人の男女。助けは来ず、時間だけが刻一刻と過ぎていく。やがて長時間閉鎖空間にいる3人の精神状態はおかしくなっていく。
監督:リゴベルト・カスタニーダ 出演:アンバー・タンブリン(クラウディア)、エイダン・ギレン(カール)、アーミー・ハマー(トミー)、ケイティ・スチュアート、ほか

映画「パニック・エレベーター」解説

この解説記事には映画「パニック・エレベーター」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

改装中のアパートにて、3人の男女がエレベーターへと乗り込む。するとエレベーターは途中で停止する。静かなエレベーター内で男女はフラッシュバックする。

医者であるカールは妻を不運で亡くし8歳の娘と暮らしていた。自宅は郊外にあり仕事のためこのアパートを借りていた。預けていた娘が明日アパートに来るので部屋で用事を済ませようとしていた。

小さい頃から祖母と2人暮らしだったクラウディアは、目の前で祖母が車に引かれて危篤状態になってしまう。祖母が亡くなる前に祖父の写真を枕元に置こうと一旦家に帰っていた。

新しく出来た彼女は父親から虐待を受けており、あることで父親ともみ合いになり誤って大怪我を負わせてしまう。怯える彼女の姿を見て駆け落ちを決意する。荷造りのため家路につこうとしていた。

刻々と時間だけが過ぎていき酸素も徐々に薄くなっていく。彼女と深夜空港で落ち合う約束をしていたトミーは脱出するためにエレベーターの外へ出て近くの扉を開けようとする。しかしエレベーターが誤作動を起こし転落。その弾みで足の骨を追ってしまう。一方カールは精神状態がおかしくなってくる。弱ったトミーと持病で喘息を患っているクラウディアの吸引器を奪い恫喝を始める。

カールはバーで知り合った女性をこのアパートに招き入れ、その女性を殺していた。遺体は部屋にあり娘が来るまでに片付けようとしていたのだった。カールは人殺しをした事実をクラウディアたちに告げる。そしてナイフでカールの首を刺し殺す。その刃はクラウディアにも向けられる。激しいもみ合いになりエレベーターが動く。そしてフロア近くにエレベーターが止まる。クラウディアは外へと逃げる。
そしてエレベーターはカールを乗せたまま最上階から急降下する。

一命を取りとめたクラウディアは病院のベッドで祖母が亡くなったことを聞かされる。死んだトミーの彼女はトミーが空港に現れなかったため、父親のいる家へと帰るのだった。そして、カールの娘とはカールの部屋でおぞましいものを目にするのだった。

以上「パニック・エレベーター」あらすじ・結末でした。

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