映画「ミッション:インポッシブル7/デッドレコニング PART ONE」ネタバレあらすじ結末と感想

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEの紹介:2023年アメリカ映画。アメリカの人気テレビドラマ『スパイ大作戦』をベースに、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントを主役にした映画『ミッション・インポッシブル』シリーズ。本作はその7作目で集大成となる2部作の前編だ。監督は『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』に続きクリストファー・マッカリー。IMFの上官キトリッジの再登場や、列車の上での格闘シーンなど、1作目『ミッション:インポッシブル』にオマージュを捧げるような展開となっている。
監督: クリストファー・マッカリー 出演:トム・クルーズ(イーサン・ハント)、ヘイリー・アトウェル(グレース)、ヴィング・レイムス(ルーサー・スティッケル)、サイモン・ペッグ(ベンジー・ダン)、レベッカ・ファーガソン(イルサ・ファウスト)、ヴァネッサ・カービー(ホワイト・ウィドウ)、イーサイ・モラレス(ガブリエル)、ポム・クレメンティエフ(パリス)、マリエラ・ガリガ(マリー)、ヘンリー・ツェニー(ユージーン・キトリッジ)、シェー・ウィガム(ブリッグス)、グレッグ・ターザン・デイヴィス(ドガ)、チャールズ・パーネル(NRO)、ケイリー・エルウィズ(デンリンガー)、マーク・ゲイティス(NSA)、インディラ・ヴァルマ(DIA)、フレデリック・シュミット(ゾラ)ほか

映画「ミッション:インポッシブル7/デッドレコニング PART ONE」解説

この解説記事には映画「ミッション:インポッシブル7/デッドレコニング PART ONE」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

ベーリング海。ロシアの潜水艦〝セヴァストポリ〟のテスト航行が行なわれています。人工知能を搭載し、2本の十字の鍵を組み合わせることによってアクセスが可能になります。

アメリカの原子力潜水艦の接近を感知したセヴァストポリは、相手に探知されずに任務を遂行できるはずがなぜか魚雷を発射されてしまいます。囮を発射するも機能せず、仕方なく自らも魚雷を撃ちますが、相手の攻撃をかわそうとした瞬間、魚雷も敵艦も消えてしまいました。しかし自分たちが発射した魚雷が戻ってきて艦は損傷。生存者はなく、鍵を首から下げた遺体が海面の氷の下に浮いていました。

アムステルダム。イーサンは、かつての仲間イルサが「〝それ〟(The Entity)」と呼ばれる人工知能の鍵を持っていると知らされ、アメリカ政府がその鍵を求めていると指示されます。イルサには賞金がかけられ、イエメンの砂漠で孤軍奮闘していました。無事イルサと合流したイーサンは鍵を受け取り、彼女自身は死んだことにして危機から救います。

ワシントン。IMF長官であるキトリッジは〝コミュニティ〟と呼ばれるアメリカ国防総省のメンバーたちと〝それ〟によるAI汚染の危機について話し合っています。各国は情報攻撃に備えデータを急ピッチでアナログへと移行させており、どの国も〝それ〟を得ようと画策しています。

ロシアの潜水艦でそのテストが行われていたという事実をつかんでいる国家情報長官のデンリンガーに対し、キトリッジはその鍵のうち1本を手に入れるミッションが進行中だと説明します。そのとき、厳しいセキュリティをかいくぐってその会議室に入ってきたキトリッジの副官は、黙ってガスマスクを手渡し室内に催眠ガスを充満させます。

その副官はマスクを被ったイーサンでした。イーサンはイルサを危険な目に遭わせたキトリッジに怒りをぶつけ、独自に〝それ〟を追うと言ってキトリッジに変装して去っていきます。

アラブ首長国連邦、アブダビ国際空港。もう1本の鍵の取引を阻止しそれを手に入れるべくミッションを開始するイーサンたちのチーム。そこに彼を捕まえようとするCIAのエージェント、ブリッグスとドガたちも現れます。鍵を持つ男性を追い、それを手に入れ同じ飛行機に乗る計画ですが、突然現れた女スリによって鍵が盗まれてしまいます。

その女、グレースと接触したイーサンは取引をもちかけ、男性に鍵を戻すよう持ち掛けます。CIAから逃げながら、ルーサーとベンジーからの無線の指示を受けつつ男性を追うふたり。すると不審なバッグを見つけたベンジーが、それを排除するべく荷物の集積場へ走っていきます。

ようやく不審物を見つけたベンジーが中を確認すると、核爆弾と思われる筒が入っています。解除するにはAIが繰り出す文字合わせに答えなければなりません。ベンジーに心理テストや謎かけを何問も解かせるAI。一方イーサンたちはターゲットの男性が殺されているのを見つけ、CIAにも追い詰められます。

そんな中、かつて因縁のあった男ガブリエルの影を見たイーサン。ベンジーはあと数秒のところで爆弾の解除に成功しますが、中身は空っぽでした。AIを操る悪意ある何者かの存在を認識したイーサンはミッション終了を宣言し、全員に逃げるよう叫びます。しかし鍵を持ったままのグレースは目的の飛行機に乗ってにこやかに去って行ってしまいました。

イタリア、ローマ。グレースは複数のパスポートを所持している手配犯として警察に捕まっています。グレースの弁護士として警察署に入り込んだイーサンは彼女を連れて脱出を試みますが、その警察署にはグレースの持つ鍵を狙ってガブリエルが、そしてCIAのブリッグスとドガもやってきています。機転を利かせひとり外に出たグレースはパトカーを奪って逃走し、イーサンも白バイで後を追います。

するとグレースを狙ってガブリエルの部下の女パリスが黒い装甲車で攻撃してきました。グレースに追いついたイーサンが彼女を助けようとすると、CIAに銃口を向けられてしまいます。ブリッグスに手錠をかけるよう命令されたイーサンはとっさに自分とグレースを手錠でつなぎますが、そのときパリスが銃撃してきました。

三つ巴の状況の中、CIAの車に乗り込んだイーサンとグレースは手錠のまま運転してその場から逃げ出します。カーチェイスでボロボロになったその車を乗り捨て代車として見つけたのは黄色い小さなFIATでした。慣れない車に苦戦するイーサンですが、小回りの利く車体を生かし逃げ回ります。〝スペイン階段〟をバックですべり落ちると装甲車も飛び込んできます。

再びローマ警察、CIA、装甲車に追われるイーサンとグレース。挟み撃ちにあい絶体絶命の危機の中、バックで路地に逃げ込んだFIATはそのまま地下鉄の線路に嵌まってしまいます。密かにくすねていたクリップで手錠を外したグレースは、イーサンと車のハンドルを手錠でつなぎそこから逃げてしまいました。迫る地下鉄車両に焦りつつ手錠を外そうとするイーサン…

間一髪で衝突を免れたイーサンは、つながれたハンドルを持ったまま地上へと逃れてきました。そこで彼を待っていたのは車で迎えに来た仲間のルーサー、ベンジー、イルサでした。

イタリア、ヴェネツィア。これ以上仲間を巻き込みたくないイーサンはひとりで行くと言い張りますが、彼らは「ひとりでは勝てない、」と言って協力を誓います。その夜、取引が行われるドゥカーレ宮殿のパーティに、死んだ男になりすましたイーサンとイルサがやってきます。

案内されるとそこにはアラナと呼ばれる武器商人の女ホワイト・ウィドウたちと彼女に雇われた女泥棒グレース、そして鍵とAIを求めるガブリエルたちの姿がありました。その場を仕切ったガブリエルは「今夜、イーサンのせいで女が死ぬ」と予言します。そして取引は改めて明日、オリエント急行の車内で行われると言って去っていきます。

グレースは持っていた鍵を巧みに隠しますが、アラナの部下たちに囲まれ迂闊に動けません。イーサンとイルサがきっかけを作りそれぞれその場から逃げ出しますが、グレースは途中で男たちにつかまりそうになります。イーサンが助けようとしたとき、またCIAが現れ彼女に逃げられてしまいます。

イーサンはルーサーとベンジーの無線指示でガブリエルを追い、グレースとイルサもガブリエルのもとを目指します。橋の上にいたガブリエルと最初に接触したのはグレースでした。彼女はガブリエルに挑みますが倒され気を失ってしまいます。イーサンは、AIに乗っ取られニセの情報を発信する無線の指示によって狭い路地に誘いこまれてしまいます。

ガブリエルの部下の男とパリスに挟まれたイーサンは中々グレースとイルサを助けに行けず、やっとの思いでふたりを倒しますが、パリスにとどめを刺すことはせず見逃してその場を立ち去ります。そして急いで橋へと向かいますが、そこにはガブリエルと剣で戦い刺殺されたイルサの遺体がありました。ボートで駆けつけたベンジーも呆然としています。

次の朝。渋々イーサンたちの仲間に加わったグレースは、今回のミッションに参加し、その後キトリッジに直談判してIMFに入るしか生き残る道はない、と告げられます。オリエント急行に乗ってアラナになりすまし、鍵を手にしたらイーサンに渡す。イーサンはそれを持って列車を離脱、グレースは捕まってのちにIMFに入る宣言をする、と段取りを確認します。

しかしマスクマシーンが壊れ、アラナに化けるマスクが間に合いそうにありません。プランを修正しきれないうちにもう出発の時間です。イーサンは何があっても列車に乗り込み君を助ける、とグレースに約束します。

出かける前に一番古い仲間のルーサーは、アナログな環境で情報を集めるからしばらく隠れると言い、ミッションの本来の目的を忘れるな、とイーサンに念を押します。ガブリエルを殺さず、鍵の使用方法を聞き出すこと。イーサンは友人の忠告を胸に刻みます。

走るオリエント急行にパリスやガブリエルが密かに乗り込み、車掌や機関士を手にかけていきます。ガブリエルは列車のブレーキを破壊し減速できないようにします。列車にはCIAのブリッグスとドガ、そしてキトリッジ長官まで乗っていました。何とかマスクが間に合ったグレースはアラナに化け、取引相手であるキトリッジと対面します。

キトリッジは久しぶりに会ったアラナに昔のことを話しますがグレースにわかるはずもなく、あわてて彼女は部下のゾラを追い払いキトリッジと取引を始めます。ふたつ揃った鍵を見せ送金を受けるグレース。その手続きの間、彼女は〝グレース〟を守るようキトリッジに約束を取り付けます。

そのころ、ガブリエルとパリスは客室でデンリンガーと会っていました。彼は国家情報長官の立場を利用し〝それ〟が潜水艦セヴァストポリに搭載されていること、そしてその位置は自分だけが知っているから自分を殺すことはできない、と強気です。それを聞いたガブリエルはすかさずデンリンガーを殺害し、そのままパリスまで攻撃したのです。ヴェネツィアでイーサンに命を救われたパリスはいずれ自分を裏切りイーサンに秘密を話してしまう、とガブリエルは予測しパリスを手にかけました。

一方グレースは送金完了した大金を受け取ることをやめ、こっそり鍵を手にするとその場を離れようとします。折しも意識の戻った本物のアラナがその場所へやってきたところで、列車の中でグレースはゾラたちに追われ殺されそうになります。

イーサンは、オリエント急行が減速する地点で飛び乗る計画でしたがガブリエルのせいでそれができず、ベンジーの機転で高い山の頂上からバイクで飛び出し、パラシュートを使って飛び移るという作戦に変更せざるを得ませんでした。覚悟を決めて飛び降りたイーサンがガラスを突き破って着地(?)したのが、殺されそうなグレースと敵の間でした。鍵を拾い、敵を倒したイーサンはガブリエルを追い、グレースに列車を止めるよう指示します。

列車の屋根の上でガブリエルと対峙したイーサンは、やっとのことで相手を制圧し、イルサを殺された恨みから彼を殺そうとしてしまいます。でもそのとき「殺すな」と声をかけてきたのはCIAのブリッグスでした。その一瞬の隙をついてガブリエルは、かねてから計画していた場所で列車から飛び降り、この先の橋に仕掛けた爆薬を起爆させ橋を破壊してしまいます。しかしその後、鍵だと思っていたものがイーサンのライターだったことに気づきひどく悔しがるのでした。

グレースのいる機関車の先頭に向かったイーサンは、この暴走機関車を止めることが不可能だと悟り、2両分下がって車両を切り離します。しかし列車は既に落とされた橋に差しかかっており、先頭2両分が川に落下します。次の厨房車両を後方に向かって逃げるイーサンとグレース。油やガスで燃え上がる炎を避けながら客車に移るとそれは落下し、次の客車も危うい状態です。

さらに後方にふたりが逃げるとそこはピアノが置かれたラウンジカーでした。垂直になったその車両でイーサンの指示に従ってなんとか飛び移るグレース。ピアノがあやうく身体をかすめて落ちていきます。その後上に向かって移動するふたりですが、グレースが落ち、イーサンが腕一本でそれをつなぎとめます。

しかし既に体力は限界に近く、二人分を支える手が離れそうになったそのとき、彼の手をつかんだのは瀕死のパリスでした。彼女のおかげでふたりは助かり、イーサンはパリスになぜ助けたのか問いかけます。そして彼女の口から、AIはセヴァストポリ号の中にあるという事実を聞き出しますが、彼女はそのまま亡くなってしまいました。

そこへまたまたCIAのふたりが現れます。イーサンは予備のパラシュートを使って逃げようとしますが、ひとり用なのでグレースを連れていくことができません。逡巡するイーサンの背中を押したのはグレースでした。鍵を持ったイーサンはベンジーの待つ地点へと無事到達し、グレースは悔しがるCIAのふたりを尻目にキトリッジに対し、IMFに入ると宣言します。

以上、映画「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」のあらすじと結末でした。

1.ミッション:インポッシブルのネタバレあらすじ
2.ミッション:インポッシブル2のネタバレあらすじ
3.ミッション:インポッシブル3のネタバレあらすじ
4.ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコルのネタバレあらすじ
5.ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイションのネタバレあらすじ
6.ミッション:インポッシブル/フォールアウトのネタバレあらすじ
6.ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEのネタバレあらすじ

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