映画「ヘクトパスカル~疼く女~」ネタバレあらすじ結末と感想

ヘクトパスカル~疼く女~の紹介:2009年日本映画。台風が来ると人が死に、金儲けをし男に体を与える、港町の葬儀社の女・澪。澪はハゲタカ、死神などと呼ばれる知る人は近寄らない女。そんな澪に魅かれた大吉は、澪の葬儀社でアルバイトを始めることになります・・・という内容のエロチックドラマです。主演は元人気AV女優の穂花は演じています。
監督:亀井亨 出演者:穂花(澪)、内田亮介(大吉)、幸将司(漁師の友人)、しじみ(キヨミ)、里見瑤子、大和、大久保英一、谷川みゆき、ほか

映画「ヘクトパスカル~疼く女~」解説

この解説記事には映画「ヘクトパスカル~疼く女~」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

九州の港町。大吉が漁師の友人と話をしていると、葉月葬儀社の澪が前を歩いて行きます。漁師の友人は澪を見て「あの女は人が死ぬと葬儀をして、やらせる女でハゲタカと呼ばれている」と教えます。大吉は「そんなん嘘や」と言って家に帰ると、母親から「仕事もせんのやったら家を手伝え」と嫌味を言われます。

そんな時、大吉は葉月葬儀社のアルバイト募集の広告を目にします。父親に「仕事するわ」と言って家を飛び出し、葉月葬儀社を訪ねた大吉は、澪と面接をします。左耳が聞こえない大吉に、澪は右の耳元で話をします。

「私はハゲタカと呼ばれている。人が死んだら呼ぶから来て」と言われ、大吉を帰した澪は、台風12号の接近を前にし、押し入れに入ると自慰を始めたのです。

台風の時期になり、住人が死に大吉は澪に呼ばれます。妻が亡くなり、喪主の夫と話をする澪は自宅に帰ると「今夜は深夜まで何も食べられないから、食べなさい」と言って大吉にソーメンを作ります。

やがて風雨の中、お通夜が始まります。漁師の友達がお悔みにやって来て働いている大吉を見つけると「あの女は死神とも言われているんだぞ、何考えてるんだ」と怒鳴りつけます。大吉は「何が悪いんじゃ」と言い返し、仕事を続けます。

深夜、片付けが終わると澪に「もういいから帰って」と言われ、家に帰った大吉でしたが、澪の事が気になり葬儀社に見に行くと、喪主とSEXをする澪がいました。澪の淫らな姿を見た大吉は、何も言わず家に帰ります。

翌日、葬儀社に行った大吉に、「私は誰とでも寝る女、男に抱かれないといられない女なの」と言って、大吉を風呂場に連れていくと、服を着たまま浴槽に入り髪を洗い合います。そして澪が大吉を誘うと、大吉は黙って出て行ったのです。

澪にはもう会わないと決めた大吉は、ヤリマンの友人・キヨミに会い「誰とでもやるのか?」と聞きます。キヨミは「病気さえなければ誰とでもやる」と言って、SEXの為に作った入れ歯を見せます。そしてキヨミは大吉にせまり、二人はSEXをします。

これで吹っ切れた大吉は葬儀社に行きます。「ぼくは子供の頃、車に轢かれそうになってあなたに助けられたものです。土下座をして謝っていたのはぼくの親父です」と言います。

澪は「覚えている。私は台風が来るとああなるのよ、男の子がちんちんがうずくのと同じよ」と言って、自分の性癖を話しはじめます。日が暮れると、漁師小屋に入り、二人は服を脱いでSEXにふけります。澪は夫が漁に出て死んだ台風の夜の事を思い出していました。

翌日「父が死んだ、葬式を出してください」と大吉が澪に言いに来ます。澪は「それはできない」と答えます。

台風の接近で風が強まる大吉の葬儀に、澪もやって来ます。澪を見た大吉の母が、澪に襲いかかり「この女はおとうちゃんをこまして見下していた死神だ、どっかへ行け、この淫売!」と怒鳴りつけたのです。

葬儀が終わると、大吉は葬儀社にやって来て、澪に「許しに来た」と言います。澪は接近する台風に「この体をどうにかして」と言って二人は愛し合います。「あんたのお父さん、息子の耳が聞こえなくなったのはオレのせいだと言って泣いていた」と教え、出て行きます。

葬儀社で一夜を明かした大吉。翌朝、澪が帰って来ます。大吉は「親父ともやって、親子どんぶりだったんですね」と澪に言うと、澪は「ただいま」とひとこと言って大吉に抱き着き、二人は力いっぱい抱き合いました。

以上、映画「ヘクトパスカル~疼く女~」のあらすじと結末でした。

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