映画「ドゥ・オーバー:もしも生まれ変わったら」ネタバレあらすじ結末と感想

ドゥ・オーバー:もしも生まれ変わったらの紹介:2016年アメリカ映画。妻にと連れ子達に馬鹿にされ、ワンパターンの生活を送るチャーリーは、同窓会でマックスと再会します。マックスの「オレと組んで成功しよう」と言う言葉に乗り、マックスのクルーザーに行くと、マックスは他人の死体を2体乗せたままクルーザーを爆破してしまいます。別人として生まれ変わった二人に待ち受ける運命は?という内容のコメディ映画です。
監督:スティーヴン・ブリル 出演者:アダム・サンドラー(マックス)、デヴィッド・スペード(チャーリー)、ポーラ・パットン(ヘザー)、キャスリン・ハーン(ベッカ)、ショーン・アスティン
ルイス・ガスマン(テッド)ほか

映画「ドゥ・オーバー:もしも生まれ変わったら」解説

この解説記事には映画「ドゥ・オーバー:もしも生まれ変わったら」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。

同窓会で盛り上がるバー。チャーリーは妻・ニッキーが元夫のテッドと体を密着させてエロく踊るのを黙って見ています。そこへマックスがやってきます。ニッキーを見て「あのヤリマン女は昔と変わらないな、お前は高校時代夢中だったな、テッドと別れたことは聞いているが、お前は結婚したのか?」言います。チャーリーは「妻はニッキーだ」と言うと、「それなら最初に言ってくれ」と言われます。

やがてテッドとニッキーがリムジンで帰ると、マックスはチャーリーを誘い高級バーで飲みなおします。FBI捜査官だと言うマックスは手帳を見せ「悩みがありそうだ、オレに話して見ろ」と言います。チャーリーは今の生活の話をします。

チャーリーはスーパーのテナントに入っている銀行の支店長ですが、仕切りもない狭いスペースで、いつも店員と間違われています。家に帰るとニッキーは愛想はいいものの体に指一本触れさせず、テッドとの間にできた双子の連れ子は、チャーリーを父親だと思わずこき使いバカにしています。「ワンパターンの生活はもう嫌だ」と言うチャーリー。

マックスは「オレと組んで成功しようぜ」と言うマックスの背後には、サングラスの女がいます。マックスは「あの女はストーカーだ」と言って、近づくと激しくののしり合いながらも二人はベッドインしたのです。

自宅に帰った翌日、チャーリーはいつものようにニッキーにあしらわれ、双子の息子たちにいたずらされたことから、マックスの誘いに乗る事にしました。週末チャーリーはマックスのいるハーバーに向い、クルーザーで待つマックスに会います。マックスは「来たか」と喜び、楽しい時間を満喫します。明日には現実の生活が待っている夜、クルーザーは爆発炎上します。

モーテルで目覚めたチャーリーにマックスが「おれ達は死んだことになっている、今からお前は医師のロナルド・フィッシュマンで、オレはブッチだ。オレは実は検死官で、引き取り手のない2人の死体を使って死を偽装した、オレはもう死んだからクレジットカードで限度額いっぱいを引き出してやった」と言います。「オレは嫌だ」と言うチャーリーは部屋を出て行き、自宅に帰ります。

自宅の前では自分の葬儀が行われています。なぜがテッドが仕切っています。家を覗くと、自分の荷物は放り出され、ニッキとテッドは激しいSEXをしています。決心したチャーリーはマックスに会いに行きます。丁度マックスの葬儀が行われていて、参列者を見ているとサングラスをかけた強面の男がいます。「あいつは誰だ」と聞くチャーリーに、マックスは「知らない」と言います。

マックスが「ブッチの死体のケツの穴にこの鍵があった」と鍵を見せると、チャーリーが「貸金庫のカギだ」と言って、銀行員のみが知るデータベースで調べ始めます。プエルトリコの大きな銀行であることがわかり、二人は向います。

偽装身分証明書で行員を騙すと、貸金庫からタブレットと札束、そして恋人のダコタからの手紙と家の鍵が入っていました。そこで二人は本人たちになりすますために、チャーリーはピアス、マックスはタトゥーを入れたのでした。

ブッチの家はプール付の豪邸でした。早速二人がプールで泳いでいると隣の家の人妻ドンが話しかけてきます。見事なプロポーションのドンを誘うと、逆にパーティーに誘われます。フェラーリに乗ってクラブに着くと、ドンは友人のジョアンを連れてきました。今夜は3Pだと酒を飲ますと、マックスが酔いつぶれたジョアンを介抱し、チャーリーはドンと、仲良くなったウエィターのホルヘとの3Pとなります。

翌朝、昨日の事を思い出して笑っていると、ドンの夫のカーマインが怒鳴り込んできます。その時、サングラスの強面男がやって来て、さらに長身の殺し屋が襲撃してきます。かろうじて逃げた二人は車を走らせます。

命を狙われたことからロナルドとブッチの素性が知りたくて、ロナルドの妻・ヘザーが住んでいるアメリカへと帰ります。ジョギング中のヘザーを跳ね飛ばすと、マックスが救急隊員だと嘘をつき、家に入り込み、ロナルドが死んだことを写真を見せて教えます。そして、二人になりすましていることを話すと、ヘザーは「ロナルドとブッチは友人同士だった」と言います。

そこでヘザーも加わり、ブッチの恋人のダコタに会うため、バイカー専門のバーに向います。すると一人の大男がやって来ます。お男はヘザーがロナルドの妻だと知ると急に大人しくなります。

実はブッチの恋人はゲイのダコタという大男で、ロナルドとブッチも愛し合っていたのでした。「ロナルドはガンの特効薬を開発していた。ブッチは末期がんで治験者だったが、途中で資金提供をしていたチェッキーの援助が止り治験もストップした」と教えます。話し終わりダコタとの別れ際、長身の殺し屋現れダコタは射殺されます。

そこで3人はマックスの母の家に隠れます。マックスの母は認知症で、会話が成立せずドタバタしていると、ストーカー女がやって来ます。マックスと女は再びののしり合いになりますが、結局寝室で激しいSEXを始めます。それを聞いていたヘザーもその気になり、チャーリーはヘザーとベッドインしたのです。

翌日、3人は資金提供者のチェッキーに会いに行きます。「ロナルドとブッチから何か預かっていないか?」と聞くとチェッキーは「全部盗まれた」と言います。ヘザーは「がんの特効薬の調合法だと思う」と言います。

再び車で走り出すと、サングラスの男が車で追ってきます。マックスが車をぶつけ横転させ「誰だお前は!」と言うと「アメリカンエクスプレスの滞納者の取り立てのボブだ」と言います。マックスはアメリカンエクスプレスに65000ドル溜まっていたのでした。そこで、マックスは15000ドルを渡し「これで全部終わりだ」と言います。

チャーリーはロナルドの事務所に向います。パソコンにアクセスすると、マックスが末期がんでロナルドの開発した薬で治験していたメンバーの一人だった事がわかります。

そのころマックスは一人でチェッキーに会い話をします。殺し屋に腹を撃たれていたチェッキーは「ロナガードという理化学療法の会社から、薬の開発をやめさせないと殺す、と脅され資金提供をやめた」と教えて死んでしまいます。そこへ長身の殺し屋がやって来てマックスは拉致されてします。

チャーリーは、マックスのストーカー女のベッカーに会いに行きます。ベッカーは「私たちは夫婦で、ストーカーは二人のSEXの楽しみ方だ」と変態度をアピールします。さらに「ジェンカというのが暗号らしい」と言うと、チャーリーはタブレットを起動し、アプリのジェシカを開きます。するとアプリの中に調合法が保管されていたのです。

マックスは長身の男から、肛門にレバーを突っ込まれようとしています。そこへヘザーがやって来て「何やっているんだ」と怒鳴ります。黒幕はヘザーでした。「薬の開発をやめる代わりにたい大金をもらうはずだったのに、ロナルドが断った、だからこうなったんだ」と言います。そしてヘザーはチャーリーに電話し「マックスが黒幕よ、チェッキーも殺した、早くタブレットを持ってきて」と言います。

やってきたチャーリーは「マックスには人殺しは出来ない」と言ってヘザーを殴り飛ばしますが、逆襲され窮地に立ちます。そこに現れたのがベッカーで、マックスを助けるとヘザーを叩きのめします。

そこへ警察が急行し「手を上げろ」と言うと、勢い余ったベッカーはタブレットを川の中に放り投げてしまいます。タブレットのデータの復旧が出来ず、マックスは逮捕されようとしています。しかし、チャーリーは調合法をUSBメモリーに保管し、飲みこんでいたのでした。やがて特効薬の調合法を提供する代わりに、二人は無罪放免されプエルトリコに移住したのでした。

以上、映画「ドゥ・オーバー:もしも生まれ変わったら」のあらすじと結末でした。

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